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談話・コメント

外務報道官談話

インド・パキスタン・バングラデシュ・ビジネス・サミットの開催について


平成10年1月16日


1. わが国政府は、1月15日ハシナ・バングラデシュ首相のイニシアティヴの下、バングラデシュ、インド、パキスタン三国の首相による「インド・パキスタン・バングラデシュ・ビジネス・サミット」がダッカで開催されたことを歓迎する。
2. 本件サミットは、南アジアにおける地域協力および域内での貿易自由化に取り組む三国の強い意思を示すものと評価しており、また、こうした試みが域内協力の更なる発展に資するよう強く期待するものである。
3. また、この機会に行われた印パ首相会談は、昨年3月から再開された一連の印パ対話継続に向けた両国の強い意思を示すものであり、日本政府としてこれを評価しており、今後とも両国間の対話の進展を期待する。


(参考)

1. 本件サミットは、ハシナ・バングラデシュ首相のイニシアティヴの下、グジュラール印首相、シャリフ・パキスタン首相の参加を得て初めて開催されたもの。なお、本件サミットは、昨年11月23日の開催が予定されていたが、インドおよびパキスタンの国内政治上の理由から延期された経緯がある。
2. 本件サミットでは、共同宣言が採択され、外国投資受け入れ関連法令のハーモナイゼーション、民活の奨励、貧困対策、貿易促進のための環境整備、科学技術交流の強化の必要性および、投資および労働の基準・環境、WTOでの議論に関し三国間で調整されたアプローチを採用することの重要性等が確認された。
3. 94年以来途絶えていた印パ対話は、昨年3月には両国間の外務次官級協議が3年振りに再開され、その後外相会談、首脳会談が行われている。15日のダッカにおける印パ首脳会談は、昨年5月、9月、10月に続く第4回目の首脳会談。



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