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談話・コメント

外務報道官談話

グアテマラ共和国最終和平協定署名について


平成8年12月30日 

1.わが国は、本年8月の橋本総理のコスタリカ訪問時にアルスー・グアテマラ大統領に述べた通り、これまでも機会ある毎に早期の和平合意の達成を希望している旨表明してきた。12月29日(日本時間12月30日)、グアテマラ政府とゲリラ側(URNG)との間で和平達成の枠組みを定めた最終和平協定が署名されたことは、同国における和平達成および国民的和解に向けての重要な一歩となるものであり、わが国は、これを歓迎するものである。
2.わが国は、今回の協定署名にあたり、グアテマラ政府その他関係当事者の決断、国連グアテマラ人権監視団(MINUGUA)の貢献、本紛争の解決に尽力してきた関係諸国の努力を高く評価するものである。
3.わが国としては、今後、グアテマラにおいて真の和平が達成され、同国政府および国民が一致団結して、同国の復興および発展を成し遂げられることを強く期待するものである。わが国は、これらに必要な協力を出来る限り行っていく所存である。

[参考]

 中米グアテマラ共和国では、1960年以来36年間に亘り内戦が続いてきたが、1991年より政府側とゲリラ側(URNG)との間で和平交渉が行われてきており、12月29日、両者の間で和平達成の枠組みを定めた最終和平協定が署名された。これにより、同国の内戦に終止符が打たれることになった。

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