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談話・コメント

外務報道官談話

エルサレム及びアシュケロンにおける爆弾テロ事件について


平成8年2月25日 

1.わが国は、25日、イスラエルのエルサレム及びアシュケロンで発生した爆弾テロにより、罪のない市民に多数の死傷者が出たことを遺憾とする。犠牲者とその遺族の方々に対し、謹んで弔意を表明する。
2.今回の事件は、先般のパレスチナ選挙の成功裡の実施を経て、パレスチナ暫定自治が順調に進展し、5月に開始される予定の暫定自治地域の最終的地位に関する交渉に向けてイスラエルとパレスチナ人側が引き続き和平努力を行っている中で発生したものである。我が国は、テロ行為はいかなる理由によっても正当化されずいかなる形態のテロ行為も断固非難するとの立場であり、和平プロセスを妨害するこのような卑劣なテロ行為を強く非難する。
3.我が国は、今回の事件にもかかわらず、イスラエルとパレスチナ人側とがそれぞれが置かれた困難な状況を克服して、引き続き和平に向けた話し合いを継続するよう強く希望する。
4.なお、昨年来、テロ対策に関する協力推進の必要性が国際的に強く認識されてきており、我が国としても、昨年12月のオタワ・テロ閣僚級会合(G7及びロシア参加)に積極的に参加したところであり、今後ともテロ対策に関する国際協力の促進につき一層努力していく所存。

(参考)
(1)25日午前6時半頃、エルサレムで路線バスが自爆テロにより爆発。現地時間午前10時現在、乗客に死者20人、負傷者約43人(内20人が重傷)の死傷者が出た。<
(2)同事件直後、アシュケロンにおいても自爆テロ事件が発生。3人が死亡し、24人が負傷(内5人が重傷)。
(3)イスラエル政府は、とりあえずの措置として西岸・ガザを封鎖した。また、パレスチナ人側との和平交渉の凍結を決定した。

外務報道官談話 / 平成8年 / 目次

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