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日セネガル首脳会談に引き続き、総理官邸内で、ワッド大統領同席の下、在京アフリカ外交団31名等を招きレセプションが行われ、小泉総理より「日本の対アフリカ協力イニシアティヴ」を英語の挨拶で発表した。
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上記イニシアティヴは、アフリカが主要議題の一つとなる6月のG8エビアン・サミットに臨んで、日本の対アフリカ協力のあり方をまとめたものであり、小泉総理からは、日本としてアフリカ自身のイニシアティヴである「アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)」を「アフリカ開発会議(TICAD)」プロセスを通じ支援していくとの基本方針を表明し、在京アフリカ外交団から大きな拍手を受けた。
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また、上記イニシアティヴにおいては、NEPAD支援を基本として(a)「人間中心の開発」、(b)「経済成長を通じた貧困削減」、(c)「平和の定着」を柱として具体的取り組みを進めていく考えが小泉総理から表明された。
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さらに、総理からは、9月末に開催予定のTICAD IIIに向けて、NEPAD支援のため国際社会のパートナーシップの拡大が重要であり、アジア・アフリカ協力推進の重要性についても指摘された。
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