日・デンマーク首脳会談
(概要と評価)
平成14年7月8日
1.概要
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小泉総理は、8日(月)、東京(総理官邸)において、第11回日・EU定期首脳協議のため来日したデンマークのラスムセン首相との間で、日・デンマーク首脳会談を行った。
日本より、上野内閣官房副長官他が、デンマーク側より、ポールセン=ハンセン首相府国際部長他が同席した。
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今回の首脳会談では、2002年9月にデンマークで開催が予定されているASEM第4回首脳会合、愛・地球博、要人往来(マルグレーテ二世女王陛下の来日)、草の根交流、福祉問題等について幅広く意見交換を行った。
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2.評価
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11年振りの首脳会談
今回の日・デンマーク首脳会談は、1991年にシュルター・デンマーク首相(当時)が公式実務訪問賓客として来日して以来、11年振りに実施された。今後、二国間関係を更に強化していく契機となった。
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将来の協力関係の確認
2002年9月に開催予定のASEM第4回首脳会合、明年4月のマルグレーテ二世女王陛下の来日等、将来の更なる協力について確認が行われ、今後、協力を進める上で大きな指針が与えられた。
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EU議長国首相との個人的関係の構築
2002年後半に行われる様々な国際会議においてEU議長国としてEUの意見をまとめる立場にあるラスムセン首相と小泉総理との間で個人的な関係が構築されたことは、今後対EU外交を進める上でも重要な意義を有する。
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