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テブロロ・シト太平洋諸島フォーラム議長の訪日
(概要と評価)平成13年2月23日
1.概要と評価(1)2月17日から22日までの期間、テブロロ・シト太平洋諸島フォーラム (PIF)議長(キリバス共和国大統領)が外務省賓客として訪日した。
(2)滞在中、シト大統領は天皇陛下に謁見し、森総理大臣、河野外務大臣、谷津農林水産大臣、川口環境大臣、浅野前外務政務次官(昨年10月にキリバスにて行われたPIF総会に参加)と会談を行ったほか、プレスインタビュー、2つの地方視察(清水市、広島市)も行う等、精力的に日程をこなした。
(3)この訪問を通じ、ハイレベルで日本・PIF及び日・キリバスの友好・協力増進の重要性が確認される等、有意義な訪問となった。
2.首脳会談における注目点
- (1)日・PIF関係
- (イ)太平洋・島サミットの定期開催
森総理より右を2年から3年ごとに開催したい旨発言があり、シトPIF議長も右発言を高く評価する旨述べた。- (ロ)漁業関係
森総理より捕鯨問題やMHLC条約に関する我が国の懸念を伝えた。シトPIF議長は、MHLCに関し、双方の諸懸念が解消できないか時間をかけて考えてみたい旨述べた。- (ハ)国連安保理改革
シトPIF議長より日本が安保理常任理事国になる国連改革を支持する旨発言があった。
- (2)日・キリバス共和国二国間関係
- (イ)青年海外協力隊の派遣
派遣取極協定を早急に取りまとめることで双方が合意した。- (ロ)タラワ環礁の電力供給施設整備
森総理は、今年中の実施に向け調査団を派遣中である旨表明した。3.その他の会談・地方視察等
(1)シト大統領は、滞在期間中、漁業関係団体、宇宙開発事業団、 JETRO、JICA等の関係者と意見交換を行った。
栗林在京名誉総領事主催レセプションには農水大臣、浅野前政務次官、望月政務官らも出席し、多くの政財官学界関係者と懇談した。(2)静岡県清水市においては日・キリバス合弁の漁業会社を視察した。その際、望月政務官が同行した。後刻、同政務官から大統領に対し、サッカーボールの贈呈があった。
(3)広島においては県知事主催夕食会、平和記念公園の記念碑参拝等を行った。
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