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シベリア抑留中死亡者個人資料の引渡しに関する文書

1．経緯等

　1991年4月の捕虜収容所収容者に関する協定には、「日本人死亡者の名簿であって以前に公式の経路を通じて提出が行われていないものを日本国政府に対して提出すること」との規定があるが、シベリア抑留中に死亡した日本人の名簿は一部が未提出であるため、上記協定の実施を促進するために日露間で協力を行うものである。

2．文書の主要点

　日本厚生省とロシア内務省との間の覚書において、ロシア側が、まだ日本側に提供していない抑留中死亡者の署名の複写及び姓名、生年月日、死亡地、死亡年月日、埋葬地等の情報を日本側に提供する意図を表明し、討議の記録において、そのような協力が行われることを日露政府間で確認する。

3．署名者：

（1）討議の記録：	丹波駐ロシア連邦特命全権大使 ルシャイロ内務大臣
（2）覚書：	炭谷厚生省社会・援護局長 シャウロ・ロシア連邦内務省中央情報センター所長

4．署名日：

（1）討議の記録：9月4日

（2）覚書：8月28日