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小泉総理大臣は、9月13日から18日まで、ブラジル(サンパウロ及びブラジリア)及びメキシコを訪問した。総理の中南米訪問は、橋本総理以来8年ぶり。
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ブラジルでは、対中南米全体に向けた演説を実施。伝統的友好関係に立脚しつつ、日本と中南米が将来に向けて新たな関係を構築すべく、「日・中南米 新パートナーシップ構想(小泉ビジョン)」を明らかにした。
ルーラ大統領との初めての首脳会談では、二国間経済関係の活性化や安保理改革等の国際的課題について協力を深めていくことで認識が一致した。また、今般の総理訪伯の成果をまとめた日伯共同声明を発出した。
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メキシコでは、フォックス大統領と、日・メキシコ経済連携協定(日墨EPA)に署名し、同協定の活用を通じた両国間の貿易投資関係の増進を両国民に呼びかける共同声明を発出した。両首脳は、日墨EPAの早期発効と効果的実施を通じ、日墨経済関係を発展させていくことで一致したほか、文化交流、中米支援、国連改革等幅広い分野につき「戦略的パートナーシップ」の深化に向け意見交換を行った。
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