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小泉総理大臣


日英首脳会談

平成14年6月27日


 小泉総理大臣は、G8サミット出席のために訪れているカナナスキスにおいて、現地時間6月26日朝、ブレア英首相と会談を行った。

  1. サッカー・ワールドカップの話題で始まり、日英両チーム等の活躍につき話合われた。

  2. 小泉総理から、2001年9月11日以降のブレア首相の外交面での活躍を賞賛した。また、ブレア首相からは、小泉総理が取り組んでいる国内改革は進み始めているとの報告を受けているとして、小泉総理の改革への期待が表明された。これに対し小泉総理は、自分の改革姿勢は引き続き変わらないと述べた。

  3. アフリカ問題の重要性と、アフリカの自助努力の重要性について双方で認識が一致した。ブレア首相は、重債務貧困国イニシアティブへのG8としての更なる貢献、特に、一次産品価格の急落など外的ショックの影響を受けたHIPCに対する追加的債務救済が必要であると述べた。これに対し小泉総理は、日本もアフリカに多額の援助を行ってきており、LDC産品に対する市場アクセス改善についても、2003年度の関税改正に向けて無税品目の追加について具体的な措置内容を検討するよう指示したところであると述べた。

  4. アフガニスタン情勢について、ブレア首相は、日本のこれまでの貢献を高く評価し、自衛隊による英国海軍への給油にも感謝している旨述べた。これに対し小泉総理が、英米の軍事作戦がこれまでテロを防いできた大きな要因であるとしつつ、日本は英米のような軍事協力はできないがアフガニスタンの国造りに貢献していきたいと述べた。ブレア首相は、麻薬対策も重要であると述べた。

  5. ブレア首相は、日英二国間関係が非常に良好である、また、次回は小泉総理と英国でお会いしたいと発言した。

  6. 小泉総理より、日本が主催する2005年の国際博覧会への英国の参加を要請した。


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