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小泉総理大臣


日加首脳会談・概要

平成14年6月25日


1.日時・場所

6月25日(火) 16時00分から30分程度(於:カナナスキス)

2.出席者

加側: クレティエン首相、ダウン首相府首席補佐官、ラヴェルデュール外交安全保障担当補佐官、ファウラー加シェルパ他
当方: 小泉総理、安倍官房副長官、法眼駐加大使、高野外務審議官、大島外務審議官、藤崎北米局長他


3.概要

(1) 日加関係

(イ) 両首脳は日加関係はきわめて良好であることを確認。
(ロ) 小泉総理より日加間で独禁の分野での合意を作ることになったこと及び両国が社会保障協定について何が協力可能か考えていく旨発言。
(ハ) クレティエン首相は小泉総理を2003年のはじめにオタワを公式訪問するよう招待。これに対し小泉総理は検討したい旨発言。
(ニ) 小泉総理より日本経済について、これまで金融危機や失業者増大により政権が行き詰まるのではないかという議論もあったが、景気は底入れしており、2003年にはプラスにしたい、そのために構造改革をしたい旨発言。
 これに対しクレティエン首相より、加経済は良好であり、2002年の第1四半期の成長率を年率に直すと6%であり、雇用創出も第1四半期としては過去20年で最良であり、財政黒字も5年目に入っている旨発言。


(2) サミット(アフリカ支援)

(イ) 小泉総理より、今回はクレティエン首相のリーダーシップでアフリカを議題とし、サミットが途上国のことを考えているこをと示せた旨発言。これに対してクレティエン首相より、今回サミットでアフリカを議題に据えたことにより2001年よりもムードが改善した旨発言。
(ロ) クレティエン首相より、日本経済が厳しい中で、新規の援助は難しいと思うが、目をアフリカに向けてもらえないか旨発富。これに対し小泉総理より、日本は財政状況が厳しい中、0DA予算は10%削減したが、援助の重要性は認識しており、今後は削減よりも見直しをしていく、どんな効率的な援助ができるか考えていく旨発言。クレティエン首相より、アフリカの国で政治制度等の改善を図ろうとしている国を助けるべきである旨述べ、小泉総理より、その通りであり、アフリカが自らの力で向上できるよう自助努力を助ける方向で考えたい、またアフリカの中のどこに重点を置くべきかを考えていきたい旨発言。
(ハ) 最後に小泉総理より、サミットの成功のために協力したい旨発言。


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