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トップページ > 会談・訪問 > 小泉総理大臣 |
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小泉総理とタクシン・タイ首相との会談 (概要) 平成14年4月15日 4月12日、ボアオ・アジア・フォーラムに際し、小泉総理は、日本時間午後3時25分から約40分間にわたり、タクシン・タイ首相との間で会談を行ったところ、概要以下のとおり。(先方:ソムキット副首相兼蔵相、ゴーン副首相、スラキアット外相他、当方:竹中経済財政担当大臣、上野官房副長官他同席)1.日タイ経済連携 小泉総理より2002年1月のシンガポールでの演説で打ち出した日・ASEAN包括的経済連携構想の実現を加速させるものとして、日タイ経済連携をすすめていきたいとの発言があった。具体的には、作業部会を立ち上げ、日・シンガポール経済連携協定を参考として、日タイ間で幅広い分野での連携を検討していきたいと述べた。これに対し、タクシン首相からタイは小泉総理の構想を全面的に支持しており、作業部会でどのような分野から始めていくかも含めて詰めていきたいとの発言があった。 2.アジア協力対話(Asia Cooperation Dialogue : ACD) タクシン首相から、ボアオ・フォーラムでのスピーチでも述べたとおり、アジア域内の経済活性化のために、域内の対話を促進したいと考え、このACD構想を提案しているとの発言があった。また、6月か7月に非公式な形で外相レベルで開催したいので、日本政府からも支持をいただきたいと述べた。これに対して、小泉総理から、タイのイニシアティブを支持、評価しており、今後、外務大臣及び外務省事務当局間でよく相談していただきたい旨応答した。 3.ミャンマー情勢 タクシン首相から、タイはミャンマーとの関係強化につとめているところで、麻薬対策での協力やタイ・ミャンマー・インド間の道路整備計画等も進めているとの説明があった。これに対して、小泉総理から、日本とミャンマーも基本的には良好な関係にあるが、日本はミャンマーの民主化に非常に強い関心を有しており、ミャンマー政府とスーチー女史との間で対話が進む事が大変重要である旨発言した。また、ミャンマーの安定は地域の安定にも大きな影響を与えるので、日本はミャンマーの国造りと民主化の双方に関心を有し、協力をしていきたいと考えていると述べた。 |
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