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朱鎔基総理より、2000年に私が訪日した際、当時の森総理に訪中招請した経緯があるが、2001年の小泉総理の訪中は実務訪問だったので、小泉総理の公式訪中を改めて歓迎したい、北京の一番良い季節である秋に訪中頂けるよう招請したい旨述べた。
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これに対し、小泉総理より、2002年秋の中国訪問を喜んで真剣に検討したい旨応じた。さらに、小泉総理より、4月初めに李鵬全人代委員長が訪日され、国交正常化30周年「日2002年」「中国年」レセプションも盛会であった旨述べたところ、朱鎔基総理より、小泉総理の訪中が秋に実現すれば、30周年の大きなイベントとなる、また、2002年は中国から日本への5000人、日本から中国への1万人の相互訪問を行う計画がある旨述べた。
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小泉総理より、これから日中間にはいろいろな問題があり得るが、30周年における交流を生かして、両国関係を発展させていきたい旨述べたところ、朱鎔基総理より、二つの国の間で、意見の食い違いがないことは不可能である、しかし、お互いの友情は永遠であり、日中両国の友好協力関係は、両国と両国国民の利益に合致する、友好協力以外に両国の未来はない旨述べた。
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