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トップページ > 会談・訪問 > 小泉総理大臣 |
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平成16年11月22日
APEC首脳会議に出席するためチリのサンティアゴを訪問中の小泉総理は、現地時間21日午後3時20分過ぎ(日本時間22日午前3時20分過ぎ)より約45分間、露代表団宿舎のあるクラウン・プラザ・ホテル内において、プーチン・ロシア大統領と首脳会談を行ったところ、概要以下のとおり。(ロシア側からはプリホジコ大統領補佐官、アレクセーエフ外務次官他、日本側からは杉浦官房副長官、田中外務審議官、小松欧州局長、松田欧ロ長他が同席。)。なお、今次会談は、6月のシーアイランド・サミットの際に行われて以来の日露首脳会談である。 今次会談では、(イ)平和条約問題を中心とする二国間関係の他、(ロ)北朝鮮問題等についても話し合われた。 1.プーチン大統領の訪日日程
小泉総理より、日露関係を巡る戦略的環境を踏まえれば、平和条約を締結し、日露関係を飛躍的に発展させていくことが日露双方の戦略的利益に適うことは明白である旨強調しつつ、平和条約締結という歴史的課題に正面から取り組むことが両首脳の責務である旨強く働きかけた。プーチン大統領も、領土問題を解決し、平和条約を締結することが必要であると考えていることを確認した。その上で、プーチン大統領訪日に向けて外相の相互訪問をはじめとしてあらゆるレベルで引き続き精力的に協議を進めていくことで意見の一致をみた。 3.実務分野 両首脳は、日露の協力の潜在的可能性は高く、「日露行動計画」に基づいて引き続き幅広い分野で協力を進めていくことが日露双方の利益であることにつき意見の一致を見、様々な実務分野での協力を一層進めること、プーチン大統領の訪日に向け双方の専門家の作業の加速を指示することで一致した。 4.京都議定書 小泉総理より、「愛・地球博」は「自然との調和」をテーマとしていることに触れつつ、ロシアの京都議定書批准の決定を歓迎し、双方は同議定書の実施のための協力を一層進めていくことで一致した。 5.北朝鮮問題 APECの会議でも議論された北朝鮮問題について、六者会合の重要性につき北朝鮮に理解させるよう協力して働きかけ、次回六者会合の早期開催を目指すことで両首脳の認識が一致した。 |
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