日・シンガポール首脳会談（概要）

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日・シンガポール首脳会談
（概要）

平成14年1月13日

　小泉総理は13日、今回の東南アジア諸国訪問の最後の訪問国となるシンガポールでゴー・チョクトン首相と首脳会談を行った。総理は、日本の東アジア外交の新ビジョンを説明し、中核となるASEAN諸国との関係を「率直なパートナー」として「共に歩み共に進む」こととし、コミュニティの形成を究極目標としたいとの考えを述べた。特に、「日・ASEAN包括的経済連携構想」、国境を越える問題への対応強化等「未来のための協力」の具体的イニシアティブを示した。また、総理より、日・シンガポール経済連携協定の署名を歓迎し、同協定が両国間の更なる経済関係の発展につながることへの期待を表明した。これに対しゴー・チョクトン首相からは、これらイニシアティブと構想をシンガポール政府は歓迎し支持する旨、また、テロに対する日本の役割に期待する旨表明した。日・シンガポール経済連携協定については、東アジアにおいても大きな戦略的意味を有すると評価した。