小泉総理の首脳会談後のステートメント
2002年1月12日
- 今回インドネシアを訪問し、メガワティ大統領とお会いでき、有意義な会談をもてたことを本当に嬉しく思います。
- インドネシアの安定と繁栄は、インドネシアのみならずアジア太平洋地域全体の安定にとって極めて重要との認識を共有しています。
- 二国間のみならず、日・ASEAN、中韓、豪州、NZと広がりをもったコミュ
ニティ、米や欧州の存在をも含め、全般的な問題について意見交換が出来たことも有意義でした。また、アチェ、東チモール、更には、司法改革、警察改革、中小企業支援など幅広く意見交換を行いました。
- 貧困削減や若い世代にチャンスを与えるためには教育が重要であり、私と大統領は、インドネシアの子供達のために奨学金基金を設けることとしました。これが未来をより明るくする一助となれば幸いです。
- 今日、日本とインドネシアの友好協力関係は、「共に歩み、共に進む」真のパートナーとしての緊密さを増しています。今回の訪問、及びメガワティ大統領との会談が、両国間の友好協力関係の更なる発展につながれば幸いですし、そのために努力していきたいと思います。ありがとう。
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