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平成11年1月5日

1月7日（木）	シラク仏大統領との会談
1月7日（木）	仏経団連（MEDEF）との昼食会
1月8日（金）	ジョスパン仏首相との会談
1月9日（土）	ダレーマ伊首相との会談
1月12日（火）	フィッシャー独外相による表敬シュレーダー独首相との会談

2．会談のポイント

　総理より共通のメッセージとして以下の4点を強調する予定。

（1）経済通貨統合、円の国際化、国際通貨・金融体制のあり方

• ユーロの発足を評価。安定した国際金融体制のを再構築するため、欧州、米国との協力を重視。ユーロが安定した信頼できる通貨となることを期待。
• 円が国際的に活用される環境整備を推進し、国際通貨体制の一層の安定に貢献。

（2）日本経済

• 日本経済再生への決意（果断な施策により、99年度にはプラス成長の実現を目指す）。

（3）我が国のアジア支援、欧州にとっての日本

• アジアの経済再建への日本の貢献と欧州及び米国との協力。
• アジア経済回復への貢献は、我が国の大きな役割。
  　アジアにおける信頼に足る、安定したパートナーとしての役割を果たす。

（4）二国間関係（日仏関係、日伊関係、日独関係）の一層の強　化

3．仏経団連（MEDEF）との昼食会

　セリエール仏経団連会長主催による仏昼食会（仏側財界人等出席）において、小渕総理がスピーチを行う予定である。その際、総理よりはユーロへの評価と期待及び日本経済とアジア経済の回復に向けた我が国の決意を述べる予定。