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小渕総理の中国・モンゴル訪問の意義 1.中国
(1)日中関係は、昨年の江沢民主席訪日に際し日中共同宣言を発出し、広範な共通認識を得て、新たな段階に入った。今次訪中では、この点を改めて確認した上で、二国間及び国際社会における日中協力を促進し、21世紀へのかけはしとなることを期する。
(2)江沢民主席訪日時に発表された「日中両国の21世紀に向けた協力強化に関する共同プレス発表」33項目の着実な進展をレビューし、今後の重点についても議論していく。
(3)来世紀における平和でより豊かな世界を構築していくため、国際的な諸課題に日中両国が協力して取り組む。
2.モンゴル
(1)政治対話、経済面の協力、文化交流などを促進することで、日・モ関係の幅を拡大し、昨年のモンゴル大統領の初来日の際に確認された両国間の「総合的パートナーシップ」をさらに推進する。
(2)モンゴルは中露両国に挟まれ、地政学的に重要な位置にあり、また、北朝鮮と古くから外交関係を有する。5月末に金大中・韓国大統領が訪モするなど、モンゴルを巡る首脳外交が活発化している。総理の訪モは、そうした中の一つとして位置づけられる。
(3)本年は、モンゴル民主化開始10周年であるところ、総理の訪モにより、同国の民主化・市場経済化に対する我が国の支援が不変であるとのメッセージを伝えることは、モンゴルの民主化・市場経済化の基盤強化に寄与する。
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