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過去の記録

小渕総理の国連貿易開発会議第10回総会(UNCTAD X)への出席
(概要と評価)

平成12年2月13日

1.概要

(1)小渕総理は2月12日(土)~13日(日)にタイのバンコクを訪問し、12日より同地で開催されたUNCTAD Xに出席し基調演説を行った。また、この機会を利用して、総理は日・ASEAN首脳会議を行った他、ASEAN首脳と国連事務総長等との昼食会に参加した(詳細日程は別添)。

(2)総会では、総理は、グローバル化が世界にもたらす大きな恩恵を途上国も享受できるよう、途上国に高度情報通信社会を発達させるための支援、二国間の投資協定集結促進のための支援等、我が国の支援姿勢について提案した。また、途上国との信頼醸成を進め、WTO新ラウンドを早期に立ち上げることの重要性を訴えた。

(3)日・ASEAN首脳会議では、九州・沖縄サミットに向けてアジアの声を踏まえるべく、開発、国際金融システム改革、グローバル化に伴う問題等について、総理の考えを説明し、ASEAN首脳の意見を聞いた他、日・ASEAN協力関係についても有意義な意見交換を行った。

2.評価

(1)我が国は、従来より国連等の場で途上国の経済開発問題について理解ある姿勢で臨んできているが、今回の総会に唯一の先進国首脳として総理が出席され、我が国の支援姿勢についての提案を行ったことは、我が国の従来からの姿勢を強調した格好の機会となった。

(2)また、今回の日・ASEAN首脳会議はASEAN諸国の首脳等から本年の九州・沖縄サミットに向けて意見を汲み上げる好機となった他、主催国タイのチュアン首相他ASEAN首脳は総理の出席を高く評価し、日・ASEAN間の間断なき対話を通じての関係強化に資するものとなった。



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