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小渕前総理大臣合同葬に際する会談
日モンゴル首脳会談
(概要)平成12年6月9日
6月7日、18時30分より約20分間、森総理は、小渕前総理の葬儀参列のために訪日したアマルジャルガル・モンゴル首相と会談したところ(於総理官邸)、概要次のとおり(先方:フレルバータル大使、当方:松谷官房副長官、阿南外政審議室長、槙田アジア局長他同席)。1.弔意表明
(1)森総理より、アマルジャルガル首相の葬儀参列のために来日されたことに謝意を表明。
(2)アマルジャルガル首相より、小渕前総理の突然の死は、日本にとってばかりでなく、モンゴルにとっても大きな損失である旨発言。
2.日モンゴル関係
(1)アマルジャルガル首相より、モンゴルの改革、自由化に対する日本の当初からの支援に深く感謝しており、同国の民主化、市場経済化の前進は日本のお陰である、日本はモンゴルの対外政策において重要な位置を占めており、これまで通りの対日方針を継続する旨発言。
(2)これに対し、森総理より、モンゴルにおける30数年振りの雪害被害に対してお見舞いの言葉を述べ、要請に応じ調査団の派遣等さらなる支援を行う用意がある旨、また、近年のハイレベルの往来に触れ、両国の総合的パートナーシップを推進していきたい旨発言。
(3)これに対し、アマルジャルガル首相より、両国関係が政府レベルに限らず、国民レベルでの交流が盛んになっていることをモンゴルとしても大いに誇りに思っている旨、また、両国の国際場裏における協力が強化しているとして、日本の安保理改革の立場をモンゴルは一貫して支持している旨発言。
(4)総理より、秋篠宮同妃両殿下のモンゴル御訪問の検討が進んでおり、御訪問の成功に対する協力を依頼。
3.その他
(1)北東アジア地域における対話機構
アマルジャルガル首相より、北東アジアの安定強化のために地域の対話メカニズムを探る時期にきており、このような動きにモンゴルとして積極的に参加する意思がある旨発言。これに対し、森総理より、次世紀に向けてアジア太平洋の平和と安定を推進することが重要であり、朝鮮半島の安全と問題の平和的解決を期待している、アジア全体の平和と安定をいかに確保していくか模索する時期にきているとのご指摘に同感である旨述べた。(2)九州・沖縄サミット
アマルジャルガル首相よりサミットの大成功を祈念する旨発言、総理より謝意を述べた。
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