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森総理のブレア英首相との会談
(概要)平成12年7月20日
- 7月20日17時43分より18時7分まで、迎賓館において行われた日英首脳会談の概要以下のとおり。
1.二国間関係
- (1)両首脳は日英両国が政治・経済・文化等あらゆる面でより強固な関係を築くべく、今後とも協力していくことで意見が一致。特に、日英ワーキング・ホリデー制度が2001年4月から導入される運びとなったことを歓迎するとともに、来年予定されている日本文化紹介行事「Japan 2001」を今後とも両国政府で支援していくこととした。また、森総理は、ブレア首相に改めて訪日して欲しい旨述べた。
(2)両首脳はMOX燃料の返還合意を歓迎し、ブレア首相が日本関係者の協力に感謝したところ、森首相も日英間の原子力協力の関係から見て望ましい旨述べた。
(3)ブレア首相より、日本からの対英投資の継続を大いに歓迎する、ユーロ加盟は次期総選挙後に政府の立場を決定予定である旨述べた。森首相よりは、ユーロ参加に向け引き続き取り組むとの英国政府の姿勢を歓迎する旨述べた。
(4)ブレア首相より失踪英国人女性捜索につき、日本の警察に感謝し、引き続きよろしくお願いしたい旨述べたのに対し、森総理もできる限りの努力を続ける旨回答。
- 2.G8サミット
- (1)森総理より、2000年という大きな節目の年に開かれるこのサミットが、21世紀の世界が直面する様々な重要課題に十分議論を行い、世界に対して明るいメッセージを出すよう努力したい旨述べた。
(2)ブレア首相は、喜んで協力したい、お手伝いできることがあれば何でも言って欲しい旨述べた。
- 3.国連改革
- (1)ブレア首相より、日本の国連安保理常任理事国入りを支援するとの英国政府の立場を改めて確認する発言が行われた。
(2)森総理よりは、国連ミレニアム・サミット等を契機として、貴首相とも協力しつつ、安保理改革の早期実現に向け努力したい、また、今秋の国連総会において、分担率を全体的に見直し衡平なものとしたい旨述べた。
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