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日伊首脳会談
(概要)平成12年7月20日
- 1.日時・場所
- 平成12年7月20日18:16-18:49
於:迎賓館「朝日の間」
- 2.参加者
- (日本側)森総理、上野官房副長官、加藤外務審議官、野上外務審議官、阿南外政審議室長、東郷欧亜局長、佐々江総理秘書官、福島欧西一長、小林在伊大一等書記官(通訳)
(伊側)アマート首相、メネガッティ駐日大使、バルドッチ外務省政務・人権総局長、オリビエリ首相外交顧問(シェルパ)、アレッチ首相府広報官、ダッスー国際関係顧問、パドアン国際経済・欧州経済政策顧問、ラガリーニ首相外交顧問補佐官、通訳
- 3.概要
- (1)サミット
総理より、G8サミットの沖縄開催の意義に言及しつつ、その成功に向けて、アマート首相の協力を要請。アマート首相からは、(イ)今次G8サミットは周到に準備されていることに加え、(ロ)開発途上国の問題の様々な側面、犯罪対策、感染症、貧困、地域紛争等多様な良いテーマが設定されており、成功すると確信している、来年イタリアで行われるジェノヴァ・サミットにおいても、G8各国と協議しながら優先的に扱うべき良い議題を取り上げていきたい旨述べた。
(2)国連改革
アマート首相より、安保理改革を考える際には、資金的な面を含め、国連に如何に貢献しているかということを基準とすべきである、従って、日本は安保理常任理事国になる資格があると思うが、同じく伊もその資格があると思う旨述べた。森総理よりは、来年新世紀に入る前に国連はどうあるべきか、どのような構成とすべきか等を議論することが重要であり、その意味でミレニアムサミットは重要である、また安保理改革のみならず国連分担金の衡平化も重要であり、国連改革により世界の人々の期待に応えるような国連になるべきである旨述べ、アマート首相も全く同感である旨応えた。
(3)朝鮮半島
森総理より、(イ)伊は今年始めに北朝鮮と外交関係を設立したが、最近、北朝鮮の国際社会における積極的な動きが明確になってきており、史上初の南北の首脳会談も実現した、(ロ)日本としては北朝鮮との国交正常化に向けて動いていきたいと思う、(ハ)南北の首脳会談を歓迎し、南北朝鮮の統一に向けた動きをG8としても後押ししていく必要があると思う旨述べたところ、アマート首相も全く同感であると応答した。
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