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中川内閣官房長官記者会見
森総理のバングラデシュ、パキスタン、インド、ネパール訪問

平成12年7月28日

1. 森総理の外国訪問について申し上げます。森総理の8月下旬の外国訪問については、いまだ閣議了解の前ではありますが、8月19日（土）から26日（土）まで、バングラデシュ、パキスタン、インド、ネパールを訪問する方向で検討中です。

2. 今回の南西アジア4カ国訪問においては、この地域の戦略的重要性を踏まえ、これら4カ国との政治、経済、文化、青年交流等の分野での関係を拡大することを主な目的としています。また、インド、パキスタンとの間では、九州・沖縄サミットの結果を受け、インド・パキスタン間の対話の再開、核不拡散分野での進展について話し合いを行います。更に、インドとの間で21世紀に向けた新たなパートナーシップを築くと共に、IT分野での協力関係を構築したいと考えています。このため、インドにおけるIT産業の中心都市であるインド南部のバンガロールを訪問し、IT関連施設を視察する方向で調整中です。

   （注）我が国首相がバングラデシュ、パキスタン、インドを訪問するのは、10年ぶり（海部総理以来）であり、ネパールについては初めての訪問となる。