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橋本総理大臣政策演説 「日・ASEAN新時代への改革-より広くより深いパートナーシップ」 (97年1月14日-於シンガポール・レクチャー) (骨子) |
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平成9年1月12日
1.はじめに
- 新時代への躍動、冷戦の終焉、経済のグローバリゼーション、アジアの繁栄、 中国の参画、ASEANの結束と拡大
- ASEANへの評価(ASEAN創設30周年、ASEAN10に向けた動き、成功した発展のモデル、ARF等積極的外交イニシアティブの成果)
- 今次訪問の目的(日・ASEAN協力関係を新しい時代に相応しいものに改革)
2.日本とASEANが直面する新たな挑戦
- 「ASEANの試練」(諸々の経済・社会の問題を克服しつつ、団結の維持・強化)
- 「日本の試練」(国内における6つの改革の推進)
- 日本とASEANー地政学的にも、歴史的にも深い関係。共に悩み、考え、体験を共有。
3. アジア太平洋の経済的繁栄の持続・発展に向けた協力
(日・ASEANは経済的に互恵関係、引き続き協力強化)
4.日本とASEANの新たな協力(3つの側面)
- 世界経済システムの強化(マルチの場での協調ーWTO、APEC、ASEM)
- 国内改革(我が国の6つの改革、ASEANの域内・各国の取り組み)
- 民間部門の交流支援
- ODAの多角的活用
(日・ASEANの対等な協力関係を、新しい時代に相応しい、より幅広い、より深みのあるものへと改革する)第1:首脳レベルをはじめとする、あらゆるレベルでの不断の交流の拡大、深化
- 日・ASEANの首脳間対話をあらゆる機会をとらえて緊密かつ頻繁に実施
- これを支えるものとして日・ASEANフォーラムの活性化、国連の場での緊密な協議二国間の政治安保対話の拡充
第2:固有の文化、伝統の継承と共生
- 文化遺産の保存・修復への協力
- 相互の文化・伝統への理解の深化、共同体意識の醸成、
人的交流(多国間文化協力強化ー多国籍文化ミッション)第3:国際社会全体が直面する諸課題への共同の取り組み
- テロリズム(ペルー事件の教訓。日本とASEANの間でのネットワーク構築)
- 環境(我が国の失敗も含めた、経験・技術を各国との間で分かちあう)
- 保健・福祉向上(世界福祉構想)
- 南々協力支援
5. アジア太平洋の平和と安定が、日・ASEAN協力の前提条件
- アジアにおける米国のプレゼンス確保、日米安保体制が枢要な枠組み
- 中国の建設的パートナーとしての国際社会への参画(含対中経済協力)
- 日米、日中、米中関係はゼロ・サムの関係にはない
- 朝鮮半島情勢(日韓関係、KEDO)
6. 終わりに
目次 |
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