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河野大臣主催アフリカ諸国外相等との昼食会 平成12年9月19日
1.日時等
- 日時:9月13日(水) 13:15~14:45
- 場所:UNプラザ・ホテル「ボール・ルーム」
2.出席者
- 出席者:50ヶ国、外相28名(アルジェリア、南ア、ケニア他)、常駐代表等37名。うち女性の外相3名(南ア、マダガスカル、ギニア)
- 「アフリカランチ」は第30回総会以来の「伝統」ともなっているが、外相28人の出席は近年にない盛況で会場はほぼ満員。
3.河野大臣の冒頭挨拶
- G8議長国として、アフリカ諸国を初めとする開発途上国の声に耳を傾ける努力をしている。(→参考)
- アフリカの開発については、アフリカ開発会議(TICAD)の考え方が重要。TICAD III開催を念頭においた閣僚会議(2001年度中)開催を検討したい。
- 債務救済についてはケルンで合意された措置の迅速・効果的な実施が重要。紛争等の理由により救済措置が実施されていない債務国が出来るだけ早く条件整備のため努力することを期待、G8としてもこれを支援。
- アフリカ自身による紛争予防・解決努力を今後とも支援する。
- 開発途上国の声をよく反映させるためにも安保理の改革が急務。
4.ガドナ・ケニア外務大臣の答礼挨拶
- アフリカ開発に対する日本の取り組みに感謝。2001年度に予定されている閣僚会議の成功のため、アフリカ諸国としても協力する。
- G8サミットの機会にNAMトロイカとG77議長国の外相が訪日し、G8と様々な問題について意見交換を行ったが、今後は具体的行動に移す必要がある。
- 南南協力の必要性は十分認識しているが、引き続き南北協力の推進も重要。
- 平和は開発の前提条件であり、アフリカの紛争予防・解決の面でも日本の支援を期待する。
- 国連安保理は現在の状況により適切に対応できるよう改革する必要がある。
5.その後、河野大臣は全てのテーブルを回り、各出席者と親しく意見を交わした。アフリカ諸国の大臣からは、昼食会開催に対する謝意、TICAD IIIに対する期待などが聞かれた。アフリカ大陸の全外相の半分以上を集めた今次会合では、開発途上国の声に耳を傾けるわが国に対する熱い期待が感じられた。
(参考)
本年、アフリカを初めとする開発途上国の声に耳を傾けるために我が国が払った努力の例。
- OAU設立記念レセプション(5月25日)への森総理、河野大臣他の出席
- 河野大臣による在京アフリカ大使接受
- OAUサミット(7月10日-12日 トーゴー)における森総理メッセージ
- 宮崎における非同盟運動(NAM)トロイカ、G77議長国外相との朝食会(7月13日:南ア、バングラデシュ、コロンビア、ナイジェリア)
- 東京におけるG8と開発途上国との対話(7月20日:アルジェリア、ナイジェリア、南ア、タイ)
- ミレニアムサミットにおける森総理とアフリカ三大統領(アルジェリア、ナイジェリア、南ア)との会談(9月7日)
- ミレニアムサミットにおける小島嶼国、内陸国を招いたレセプション(9月7日)
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