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小渕前総理大臣合同葬に際する会談
河野大臣のブルガリア副大統領との会談
(概要と評価)
平成12年6月9日
1.日程等6月7日、13時40分から20分程度、外務省にてブルガリア・カヴァルジエフ副大統領と河野外務大臣の会談が行われた。
2.会談の概要
(1)冒頭、河野大臣より合同葬への出席に対する謝意が表明され、カヴァルジエフ副大統領よりお悔やみの言葉が表明された。
(2)河野大臣より、両国は伝統的に友好な関係にある、我が国はブルガリアを友人と考え、これまで積極的な経済協力を実施している、本年5月には南東欧ハイレベル会議を主催したが、今後とも貴国を含む南東欧の安定と発展のためにできる限りの関心を持ち、協力していくと述べた。
(3)カヴァルジエフ副大統領より、ブルガリアは日本との関係をEU、NATO諸国、米国と同様に重視している、ブルガリアはボスニア紛争やコソヴォ危機といった苦しい状況において、日本から受けた経済協力に非常に感謝している、今後の南東欧地域の安定のために九州・沖縄サミットに期待していると述べ、更に森総理及び河野大臣のブルガリア訪問を招請した。
3.評価
(1)二国間関係
日本と伝統的に友好関係にあるブルガリア側から対日関係重視の立場が改めて表明された。このことは、今般の小渕前総理合同葬に際し、中・東欧諸国の中で最も高いレベルの弔問使節(団長:副大統領)を派遣したことにも現れて いる。
(2)南東欧に対する支援
会談を通じて、南東欧に対する我が国の積極的な支援の姿勢を南東欧の一員であるブルガリアに直接示すことができた。また、先方からも九州・沖縄サミットにおいて南東欧地域の安定に関する議論が行われることの期待が表明された。
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