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沖縄における日露外相会談
(7月22日)
平成12年7月23日
22日、沖縄にて河野外務大臣とイワノフ外務大臣との間で日露外相会談が行われた。概要は以下のとおり。(同席者:日本側から丹波駐露大使、加藤外務審議官他、ロシア側からロシュコフ外務次官、パノフ在京ロシア大使他。)
1.九州・沖縄サミット
イワノフ外務大臣より、今次サミットは成功裡に進んでおり、今の段階からこのサミットが成功であったということが確実に言える、日本の議長役に感謝したい旨述べた。これに対し河野大臣より、宮崎G8外相会合以来のロシアの協力に感謝したい旨述べた。
2.プーチン大統領の北朝鮮訪問
- (1)イワノフ外務大臣より次の発言があった。
- (イ)2月に自分が訪朝して新たな友好協力条約に署名した。その後も一連のいろいろなレベルでのコンタクトがあり、今回の大統領の訪朝が実現することになった。この訪朝は、ロシアと北朝鮮との歴史の中で、ロシアの首脳が北朝鮮を訪問する初めてのケースである。
- (ロ)フォーマットとしては、少人数会合をまず行い、それから拡大会合、晩餐会を行った。相当長時間にわたって議論をし、あらゆる問題に関して率直な意見交換ができた。議題としては二国間関係と国際問題であり、二国間関係に関しては、二国間に新しいページを開いていきたいということで合意した。国際問題に関しては、ロシア側から、今回のARFに北朝鮮の外相が参加するということを歓迎するということを述べた。
- (ハ)あらゆる問題に関して北朝鮮と対話を継続していくことが必要である。これはロシアのみならず、まずは南北の首脳の対話、またそれ以外の国との対話も必要である。現在、緊張緩和の兆しが少し出てきている時であるので、これを有効に利用、活用していくべきである。これは一国ではできず、皆で協力してやっていきたい。
- (2)以上に対し河野大臣より、次のとおり述べた。
- 御案内のとおり、日朝間にはいくつかの問題があるが、不正常な関係を正常化していきたいと考えている。国際社会と協調しながらそのことを実現していきたい。南北首脳会談は我々としても評価したい。
3.プーチン大統領の公式訪日
9月の大統領訪日を日露双方にとって有意義なものとすべく、お互いに努力していきたいとの趣旨が確認された。
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