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曾慶紅組織部長との会見
(概要)平成12年8月29日
8月29日、訪中中の河野外務大臣は、本邦時間12時30分から13時まで約30分、曾慶紅党中央組織部長と会見し、引き続き、14時半まで会食した。会談における主な話題は、曾慶紅部長の4月訪日、朱鎔基総理の10月訪日、海洋調査船問題、日中人的交流の促進の4点であり、右概要は下記のとおり。また、会食は基本的に社交の話題が中心であり、曾慶紅部長より中国の最近の人事選抜制度について紹介があった他、日本の行政改革や省庁再編について意見交換が行われた。1.曾慶紅部長の4月訪日
曾慶紅部長より、4月の訪日は政府と自民党の招待であったが、内閣が変わるという特異な状況の中で行われた、例えば、森総理が自民党幹事長と総理として2度会見、大臣とも、旧内閣の外務大臣として会見し、一旦組閣のため、席をはずした後、新内閣の外務大臣として会食したことに言及しつつ、忙しい時期にもかわらず、予定をキャンセルもせず、森総理に2度も会っていただいたことに感銘を受けたし、よい思い出として記憶に残っている旨発言。
2.朱鎔基総理の10月訪日
河野大臣と曾慶紅部長は、今秋の朱鎔基総理訪日は、20世紀のしめくくりであり、かつ21世紀に向けた両国の指針になるものであり、成功させるために両国で努力すべきとの点で一致。
3.海洋調査船問題
河野大臣より、昨日(28日)、唐家セン外交部長との会談において、一定の解決策を探ることで一致できた旨述べたのに対し、曾部長より、よいニュースをきけて嬉しい旨応答。また、曾部長より、両国で一致しない点もあろうが、小異を棄てて大同を求め、話し合いで解決を求めていくべきである旨発言。
4.日中人的交流の促進
曾慶紅部長より、日中関係の更なる推進のためには、人的交流が重要であり、特に若い政治家の間の交流を進めたい旨発言。これに対し、河野大臣より同感である旨応答。
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