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平成10年10月20日
高村外務大臣は、10月16日より18日までロシアを訪問し、イワノフ外相と「平和条約締結問題日露合同委員会」の共同議長間会合及び第11回日露外相間定期協議を行ったほか、プリマコフ首相、さらに「貿易経済に関する日露政府間委員会」のロシア側共同議長であるマスリュコフ第一副首相とも会談を行った。
ロシア側要人との一連の会談を通じて、平和条約交渉及び経済分野を始めとする諸分野における両国関係を一層進展させ、小渕総理大臣の訪露への道筋をつけることができた。小渕総理訪露日程
総理訪露については、11月10日から13日までの日程とし、13日はサンクト・ペテルブルグを訪問して頂くことで一致した。
平和条約交渉
平和条約については、高村大臣とイワノフ外相との間で鋭意話し合いが行われ、クラスノヤルスク及び川奈での合意を再確認するとともに、川奈提案に対しては、小渕総理訪露の際にエリツィン大統領自身から回答が行われることが改めて確認された。
経済
経済関係では、ロシアが厳しい経済情勢にある中、ロシア政府が政治・経済両面にわたるこれまでの改革を継続していくことを期待しつつ、我が国として、引き続きロシアの改革努力を支持していく方針であることを伝えた。また、「橋本・エリツィン・プラン」の拡充と着実な実施を中心に日露経済関係を更に進展させていくとの両国の方針を確認した。
その他
このほか、安全保障対話、二国間実務関係、国際的な不拡散問題への取り組み等の各般の分野における協力についても有意義な意見交換が行われた。
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