![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() | ||||||||||
|
トップページ > 会談・訪問 > 川口外務大臣 |
![]() |
平成14年9月17日
川口外務大臣は、ワシントンにて現地時間9月16日11時15分より40分間、ラムズフェルド国防長官との間で概要以下のとおり会談を行った。 (会談概要) 1.日米安保
2.テロとの闘い ラムズフェルド長官より、テロとの闘いはグローバルなものである。日本のこれまでの支援に深い謝意を表したい。これからもこの戦いは続いていく。非常に多くの国が協力をしてくれており、特に情報の共有は非常に重要で効果的である。テロとの戦いに関して、米軍の数も増えてきている。現地の作戦、活動の強度は今までと変わらない。活動の内容は、特にアフガニスタンにおいては、軍事活動から人道的な活動に少しずつ比重が移ってきている旨述べた。 川口大臣より、2002年11月には自衛隊の派遣期限が到来し、更に支援の継続が必要な場合には政府として、その必要性を理解した上で国内に説明する必要があるので、タリバン掃討作戦や米軍艦船の活動状況につき適時に情報を提供いただきたい。この問題は米国のみの問題ではなく、日本自身の問題だと認識している。アフガニスタンに関しては、東京で復興会議を行ったが、平和の確立という側面を重視している旨述べた。 3.イラク問題 ラムズフェルド長官より、今週ブッシュ大統領が国連で演説をした。これから米議会、国際社会の双方において支持を構築していくことになっている。国連安保理決議に関しては、現在パウエル国務長官が作業中である。日本がこのような国際的な協力、支援の構築において力を貸してくれれば助かる旨述べた。 川口大臣より、ブッシュ大統領のスピーチを歓迎する。問題はこれまでイラクが自ら受け入れた安保理決議、自ら行った国連との約束を履行しないことにある。この問題は米国とイラクという問題ではなく、国際社会とイラクの問題である。安保理と協力して、問題解決に取り組んで安保理決議採択を図るというブッシュ大統領の演説を評価している。国際協調が重要であり、自分(川口大臣)も9月14日にイラク外相と会談をし、9月15日にサウジアラビア外相と会談をしてこの問題を取り上げた旨述べた。 最後にラムズフェルド長官より、軍事的問題についてブッシュ大統領は全く決断を下していないとの発言があった。 4.北朝鮮 北朝鮮については、会談の一番最後に、川口大臣より、小泉総理が訪朝されるが、訪朝後速やかに内容をお伝えしたいと述べた。 |
目次 |
| ||||||||||
![]() |