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川口外務大臣


アジア協力対話(Asia Cooperation Dialogue)朝食会
(概要)

平成14年10月


1. 日 程 9月14日(於:ニューヨーク)

2. 参加国 日本、中国、韓国、ASEAN各国、インド、パキスタン、バングラデシュ、バハレーン、カタルの計18ヶ国。ミャンマーは初参加。日本より川口大臣が出席。

3.概要

(1) ACDは、タクシン・タイ首相の強いイニシアティブにより開催され、東アジアから中東までを含むアジア域内の外相クラスが集まり、アジア諸国の潜在力を引き出し、域内の競争力を強化することにより、アジアの発言力を強めていくとの観点から非公式にかつ自由に意見交換することを目的としている。

(2) 今回のACD朝食会は、第1回ACD(6月タイ・チャアムで開催)で川口大臣よりかかる対話は継続したらどうかとの提案があり、タイがこれを受け、各国外相が集まる国連総会の機会を利用し、第1回ACD会合のフォローアップとしてACD関係各国に参加を呼びかけ実現した。

(3) 朝食会では、参加者が関心を持つ事項に関して自由に意見交換をするというACDの特徴を反映し、和やかな雰囲気の中、活発な意見交換が行われた。

(4) タイ側より、プロジェクトとして関心のある事項につき質問が出され、各国からは貧困撲滅、eコマース、IT、観光等様々なテーマが挙げられた。また、議論やプロジェクトは、コンセンサス方式ではなく、ACDの枠内でアジア諸国間で進めるのに適当なプロジェクトに、参加できる国が参加するというプライム・ムーバーと呼ばれる方式で進められることが検討されており、本方式についても意見交換がなされた。
 川口大臣は、プライム・ムーバー方式はACDに独自性を持たせる有意義なアプローチとして評価しており、本方式で進めることを支持する旨述べた。

(5) この他、イラク問題についても話題となり、川口大臣よりは、イラクの国連査察の受入れに向け、国際的に働きかけることが重要である旨発言し、各国がそれぞれ働きかけていくこととなった。

(6) また、議長国タイより、現在ACDへの参加に関心を示している国が数カ国あること、並びにACDのウェブ・サイトを設置した旨紹介があった。



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