川口外務大臣とハント第58回国連総会議長の会談
（概要）
平成15年9月24日
23日15時（NY時間。日本時間24日4時）より約20分間、川口外務大臣は、ハント第58回国連総会議長を表敬し、意見交換を行ったところ、概要以下のとおり。
1．大臣より以下のとおり述べた。
| （1） |
総会議長就任をお祝い申し上げる。国連・安保理改革の気運は特にイラク問題を契機として高まっており、安保理改革作業部会議長でもある貴議長の取組みに期待したい。自分の演説においても国連改革を取り上げ、本件に政治的決定を行うための首脳会合を提唱する考えである。
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| （2） |
貴議長に早期に訪日してもらい、国連改革に関し各界の関係者と意見交換してほしい。
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| （3） |
日・セント・ルシア、日・カリブ関係は良好であり、その一層の発展にも緊密に協力していきたい。
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2．これに対し、ハント国連総会議長より以下のとおり述べた。
| （1） |
安保理改革に対する日本の立場は原口大使より十分に説明を受けている。貴大臣の首脳会合のお考えはすばらしい。自分は安保理改革作業部会議長として、本件をどのようにして動かしていくか考えるためにも、今次一般討論演説における各国首脳・外相の発言をじっくり聞いてみたい。
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| （2） |
訪日に関しては喜んでお受けしたい。あとはタイミングを詰めていきたい。
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| （3） |
日・セント・ルシア関係は極めて良好であり、セント・ルシア経済も日本との経済関係より多くの恩恵を受けている。
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