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トップページ > 会談・訪問 > 川口外務大臣 |
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平成16年5月14日 5月14日11:30~15:30の間、米国務省(ワシントン)において開催され、G8各国より外務大臣が出席した。我が国よりも川口外務大臣が出席した。なお本年は議長声明は発出しないこととなった。会合の前に短時間ながらG8外相によるブッシュ大統領表敬も行われた。1.大中東構想 域内各国の政治、経済、社会改革をG8が支援していくという米国のイニシアティヴを各国が支持し、押しつけるのではなくアラブ諸国の改革のイニシアティヴに呼応してG8としてそれを支援していくこと、各国の多様性に配慮していくことで一致した。また、中東和平やイラクの安定に真剣に取り組んでいくことが大中東構想を進めていく上で重要との点でも一致した。 2.平和活動イニシアティヴ 平和維持活動のための訓練を調整するメカニズムの創設、軍警察訓練センターの創設、展開・後方支援を行う米国のイニシアティヴを歓迎した。 3.地域情勢 (1)イラク 主にイラクにかかる安保理決議案に関して議論が行われ、6月末に予定されるイラク人への統治権限の移譲を控え、現在検討されている新たな安保理決議案の内容につき議論された。具体的な合意はなされなかったが、暫定政府の有する権限、多国籍軍のあり方等につき詳細に議論された。 (2)中東和平
(3)アフガニスタン 9月に予定されている大統領選挙及び議会選挙を成功させることが重要であり、また治安の回復、麻薬問題への対応が重要であるとの点で一致した。 (4)イラン
(5)北朝鮮
(6)スーダンのダルフール情勢 スーダンのダルフール地方で約100万人の国内避難民、10万人のチャドへの難民が発生し、民族浄化も行われているにも拘わらず、民兵により、人道国際機関が現地に入れず人道上の危機が発生していることについての懸念が表明され、早期に安保理が対応する必要があるとの点で一致した。 (7)その他 その他、米よりナイジェリアのポリオの問題、加よりハイチの安定化の問題が取り上げられた。 4.国連改革 川口大臣より、国連改革への期待が高まっており、その文脈でアナン国連事務総長の諮問機関である「ハイレベル委員会」の報告書が重要であり、G8としても国連改革へ向けて努力していくべきと述べた。 |
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