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南フランス・リヨン・サミット開催記念事業
海外特別展 『羽田家のキモノ展』

「染織の都リヨンで、日本文化の粋・美しいキモノ展」開催

開会式平成8 年6月21日(金)午後6時半~
於リヨン染織美術館
  開催概要
(1)会場リヨン染織美術館(通称:リヨン織物美術館)
(2)会期平成8年6月22日(土)~8月31日(土)
(開館時間:月曜、祝日を除く毎日10時~17時半)
(3)主催リヨン染織美術館、リヨン商工会議所、京都商工会議所、(社)海外と文化を交流する会、京都新聞社。
(4)後援外務省、文化庁、通産省、国際交流基金、京都府、京都市、京都織物卸商業組合。
(5)展示説明ヨーロッパの染織の中心として栄えた南仏・リヨン市。その中心街にあるリヨン染織美術館(Mesee des Tissus et des Arts decoratifs de LYON)に於いて、本年6月21日から8月31日まで、同館(ギイ・ブラジー館長)の特別企画として特別展『羽田家のきもの展/京友禅の世界』が開催されます。同展は、友禅染で日本を代表する重要無形文化財保持者(人間国宝)の羽田登喜男氏(はたときお、1911年生。85歳)と長男の羽田登氏(はたのぼる、1938年生。58歳)、孫の羽田登喜さん(はたとき、1968年生。27歳)の、三世代にわたって創作された手描き友禅の着物、合計約50点が展示されます。
特徴:
1
染織で世界的な権威があるリヨン染織美術館は、古代から近世まで膨大なコレクションを抱えているほか、修復部門、収蔵作品のデジタル化などで先進的な美術館として有名。同館が日本の染織作家の展覧会を企画したのは初めて。
2
本展に於いて、華麗な文様染めとして世界に類を見ない「手描き友禅」が初めて欧米で本格的に紹介される。
3
京友禅を代表する作家の羽田登喜男氏は、花鳥風月を題材に移ろいゆく季節の一瞬の美しさをキモノに描き上げ、羽田友禅とも言われる独自の世界を構築しています。また息子の登氏は、情感というモノのこだわり、孫の登喜さんは伸びやかなモノづくりをしています。親、子、孫の三世代による卓越した技術と創作性あふれる着物(作品群)が、これらの伝統を受け継いで行き、着物の持つ衣装としての同時代性をも語っています。
お問い合わせ先:(社)海外と文化を交流する会(外務省管轄)
〒104 東京都中央区銀座8-2-8 銀座センタービル内
TEL 03-3572-5414、fax 03-3572-5416
羽田工房 京都市上京区烏丸通中立売通西入ル
TEL 075-441-1727、fax 075-414-1665

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1.「羽田家のキモノ」展
Kimonos de la famille HATA

会場 リヨン染織美術館
Musee des Tissus et des Arts decoratifs de LYON
34, rue de la Charite 69002 LYON
tel 78.37.15.05
fax 72.40.25.12

平成8年6月21日(金)18:30~オープニング・レセプション
会期 平成8年6月22日(土)から8月31日(土)まで
月曜、祝日を除く毎日10:00~17:30
入館料20フラン

主催 リヨン染織美術館 リヨン商工会議所
京都商工会議所 (財)海外と文化を交流する会 京都新聞社

"染織の都リヨンで 日本の粋 美しいキモノの展覧会"

 ヨーロッパの染織の中心として栄えたリヨンの、リヨン染織美術館Musee des Tissus et des Arts decoratifs de LYONに於て、6月22日から8月31日まで、同館館長ギイ・ブラジー(Guy BLAZY)の企画により、館主催の特別展として「羽田家のキモノ」展 "Kimonos de la famille HATA" が開催されます。
 友禅染の重要無形文化財保持者(人間国宝)羽田登喜男(はた ときお 1911~ )と長男の羽田 登(はた のぼる 1938~ )、孫の羽田登喜(はた とき 1968~ )の、三世代にわたり創作される手描き友禅のきもの合計約50点が展示されます。
 染織の専門館として、染織品のコレクション、修復、また収蔵作品のデジタル化等々に於て世界的に著名なリヨン染織美術館が、日本の作家の展覧会を企画するのはこれが初めてのことです。

 本展に於て、華麗な文様染めとして世界に類を見ない「手描き友禅」が初めて本格的に紹介されることになります。
 京友禅を代表する作家である羽田登喜男は、花鳥風月を題材に移ろいゆく季節の一瞬の美しさをキモノに描きあげ、羽田友禅ともいわれる独自の世界を構築しています。息子の登は情感というものにこだわり、孫の登喜は伸びやかにものづくりをしています。
 親、子、孫の3世代による卓越した技術と創作性あふれるキモノは、伝統を受け継いで行くということ、そしてキモノのもつ衣装としての同時代性を物語ります。

精緻を極めた、日本文化の粋は、リヨンの地で多くの人々の心をつかむことでしょう。

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2.矢崎彦太郎室内オーケストラ演奏会

日時:平成8年6月24日(月) 20:30~
会場:リヨン国立オペラ座小ホール
プログラム:アンドレ・ジョリベ
武満 徹
吉田 進


イゴール・ストラビンスキー
7重奏のためのラプソティー
カトラン 2
あやまとされこうべ
(芭蕉の俳句による)
室内オーケストラ委嘱新作
兵士の歌(組曲)

●コンサートについて
 ストラビンスキーが兵士の歌を作曲した背景には、第一次世界大戦中様々な困窮の中でオーケストラ活動がままならぬ状況があった。彼は、弦、木管、金管とも最高音と最低音を司る楽器のみを抽出し、管弦楽曲を作曲。それから39年後、ジョリベがその苦労に敬意を表しラプソティーを、さらにその39年後の今年、吉田進が同じストラビンスキーに敬意を表し、芭蕉の俳句に印象を受けた曲を作曲。また、武満徹に追悼の意を表すべくプログラムに作品を加えた。
 指揮者なりに20世紀とは何だったのかを現代音楽を通して分析、各作曲家の時代、感性、言語を浮き立たせようという試み。

●矢崎彦太郎 略歴
 1947年東京都生まれ。(49才)
 上智大学で数学を修めた後、東京芸術大学にて指揮法を学ぶ。日本フィルハーモニー交響楽団で小沢征爾の助手を務めた後、1972年東京ユース・シンフォニーの指揮者としてスイス各地で演奏し、そのままヨーロッパに留まり、ハンス・スワロフスキー等の下で研鑽を積む。1974年ジョン・プレイヤー国際指揮者コンクール(英国)、1975年ブザンソン国際指揮者コンクール(仏)に上位入賞。その後、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、パリ・オペラ座等に招かれてヨーロッパ各地で客演。現在、ノールウェー放送交響楽団の首席客演指揮者及びドイツのホーフ交響楽団の音楽監督・首席指揮者を兼任して活躍中。

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3.日本映画祭


 映画祭は、6月19日~25日の間、パテ映画館とCNP映画館にて開催される。溝口健二、小津安二郎、成瀬巳善男、黒澤明と言った古典から高畑のアニメ作品まで、今日の日本の若者像をより分かり易く紹介すべく日本映画のパノラマが展開される。

 6月21日の「日本特集日」には、パテ映画館に待望の高畑勲監督を特別にお招きし、「ほたるの墓」及び「平成狸合戦ポンポコ」の試写会が行われる。

 CNP映画館に関しては、「外から見た日本」の特集を組み、ウィム・ワンダーズの「東京画」、ポール・シュウレイダーの「三島」及びクリス・マーカーの「WITHOUT SUN」を上映する。

 さらに、この素晴らしい一夜に、歌舞伎女形板東玉三郎とその特殊な役付けをドキュメンタリータッチで取り上げた、ダニエル・シュミットの「描かれた顔」を上映、これは、リヨンにおいては初公開である。

 続けて、ジャンジャック・ベネックスがフランス2の番組「特派員報告」用に作成した「おたく」が大スクリーン上に映し出される。

 また、この日は、FNACにて日本映画を巡って日仏映画人が討論会を開催する。

 その他の日のパテ映画館でのプログラムについては、漫画特集、フィクション映画特集、「乱」を含む黒澤監督特集、クリス・マーカーの特集、そして、23日には、「戦場のメリークリスマス」、「金閣寺」等の大型の日本映画の上映が予定されている。

 CNPに関しては、毎日20時に初公開ものも含み新時代の作品を、また、上質の古典、例えば、溝口の「浪速エレジー」、小津の「東京暮色」、成瀬の「稲妻」、吉村の「源氏物語」等が予定されている。

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4.江戸の火消しと太鼓のデモンストレーション


1.江戸の火消し

 江戸消防記念會は、1719年に創設された江戸の町火消しの伝統と技術、そして文化の伝承に努めており、1954年以降は、公益法人として各種の文化事業を行ってきた団体。
 木遣り(東京都重要文化財、一種の作業唄)、まとい、梯子乗りを披露する予定。

2.太鼓

(1)湯島天神白梅太鼓:
菅原道真公を奉った湯島天神の梅園には、平安時代より今も朝・夕時太鼓が打ちならされ、境内に鳴り渡っている。白梅太鼓は、その伝統を受け継いだもので、昔から伝わる静の打ち方に動の技法を加え、若々しい躍動感が特徴の太鼓。

(2)皇:
「すめらぎ」とは、日本古代の昔、祭を司っていた皇帝の名前で、その由来は、大空に広がる星々の運行の中心であった北極星を意味していたと言われている。  太鼓グループ「皇」の名前はそこからきているが、その古風な名前とは対照的に全く新しい、オリジナルな曲造りを目指している太鼓団。





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