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トップページ > 外交政策 > 国連平和維持活動(PKO) |
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国連東ティモール支援団 平成17年3月現在 設立年月2002年5月20日 設立決議安保理決議1410(2002) 展開場所東ティモール民主共和国 本部所在地ディリ(Dili) 事務総長特別代表長谷川祐弘(日本) 司令官Lieutenant-General Khairuddin Mat Yusof (マレーシア) 上級警察顧問Saif Ullah Malik(パキスタン) 首席軍事調整官Colonel Fernando Reis 活動期限2005年5月20日まで(安保理決議1573(2004)) 任務(1)東ティモールの行政機構、司法制度及び重大犯罪分野における公正のための支援 (2)東ティモールにおける治安維持能力の強化への支援 (3)東ティモールの安全及び安定のための支援 1.UNTAETの設立に至る経緯と活動インドネシアのハビビ政権は、99年1月、東ティモール人が拡大自治提案を拒否する場合は、東ティモールのインドネシアからの分離を国民協議会に提起することを決定。同年6月、安保理は直接投票を実施する国連東ティモール・ミッション(UNAMET)を設立した(決議1246)。同年8月30日、直接投票が実施され、78%以上の住民が「独立」を選択した。 投票結果発表直後からの治安状況悪化を受け、同年9月15日、安保理は、同地における平和と安全の回復等を任務とする多国籍軍(INTERFET)の設立を承認した(決議1264)。同年10月20日、インドネシア国民協議会(国権の最高機関)は直接投票の結果を受け入れる旨決定。同月25日、国連安保理は、東ティモールの統治に関し全般的責任を有する国連東ティモール暫定行政機構(UNTAET)を設立した(決議1272)。 00年2月23日、多国籍軍の展開により東ティモールの治安が回復したのを受け、多国籍軍からUNTAETの軍事部門に治安維持の任務が引き継がれた。UNTAETは、軍事部門以外にも選挙、文民警察、人道支援、緊急復興支援、統治行政などの多様な分野を扱う民政部門を含むPKOであった。 2.UNMISET設立01年8月30日、憲法制定議会議員選挙が実施され、その後02年には憲法制定議会による憲法制定、大統領選挙(4月14日)を経て国連による暫定統治は終了し、同年5月20日に東ティモールは独立した。そして、独立により任務が終了するUNTAETに代わり、東ティモールの安定と行政能力の確保、及び法の執行への支援と治安維持への貢献を目的に、軍事、警察分野に加え、UNTAETに比べ規模の縮小された民政部門を含むPKO(UNMISET)が設立された(決議1410)。 3.UNMISETマンデートの延長UNMISETは04年5月にそのマンデートを終了する予定であったが、国連安保理は東ティモール政府の意向を尊重する形で定着フェーズとして、04年5月14日、規模を縮小しマンデートを半年(最長1年)延長する決議1543を採択した。04年11月16日、05年5月20日までのマンデート最終延長が決定された(決議1573)。 派遣規模(2005年2月28日現在)軍事監視要員 42名、文民警察要員 138名、部隊要員 428名 (我が国は02年2月に当時のUNTAETに自衛隊施設部隊等690名を派遣して以来、継続的に要員を派遣。派遣規模は、のべ人数で司令部要員17名及び施設部隊2,287名の計2,304名。04年6月末までに我が国要員は撤収を完了した。) 要員派遣国(2005年2月28日現在)オーストラリア、バングラデシュ、ブラジル、フィジー、マレーシア、パキスタン、ポルトガル等 犠牲者数(2005年2月28日現在、UNTAETのもの含む)34名(事故15名、敵対行為4名、病気9名、その他6名) |
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