経済産業人材育成支援事業(研修事業)の概要と実績


  1. 事業の開始時期・経緯・目的

    (1) 開始時期:平成11年度から、(財)海外技術者研修協会(AOTS)において実施。

    (2) 経緯及び目的
     開発途上国から民間ベースによって受け入れる産業技術研修生に対し受入研修事業、開発途上国の現地技術者に対し海外研修事業等及び受入研修指導者の養成を目的としたトレーナーズ・トレーニング事業を実施することによって、開発途上国の産業技術水準の向上及び経済の発展に寄与する。

  2. 産業技術研修生に対する受入研修事業の仕組み

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    (1)概要
     開発途上国から、産業技術研修生の受入を行い、これら研修生に対し日本語講習、日本紹介及び研修旅行等の一般研修を実施した後、研修分野に応じて受入企業内にて実地研修を行う。
    (2)審査・決定プロセス
     研修生及び研修生派遣希望海外企業等から、研修申込み書類の提出を受け、これを受理・精査し審査委員会で受入の可否を決定する。
    審査基準(抜粋)
    (A)DACの定める開発途上国及びこれに準ずる国又は地域の者
    (B)大学卒又はこれに準ずる学力もしくは職歴を有する者で、研修終了後、管理監督又は指導的な立場につくことが予定され、又は期待される者
    (C)原則として20才以上50才以下の心身健康な者
    (3)決定後の案件実施の仕組み
    審査結果(承認)通知を実施したのち、事務手続きに入る。
     研修査証申請→研修査証取得→研修生来日

  3. 研修生受入実績(地域別)

     平成10年度平成11年度
    アジア3,983人3,883人
    中東117人96人
    アフリカ204人228人
    中南米471人382人
    大洋州5人8人
    欧州330人336人
    合計5,110人4,933人

  4. より詳細な情報

     http://www.aots.or.jp


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