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第3節 企画立案機能と実施体制(JICA)
「ODAのあり方に関する検討」の結果を実施していくに当たって、外務省は政策の企画・立案に専念する一方で、JICAが援助の実施に責任を負うという役割分担を徹底する方針です。
1. 外務省の政策・企画立案機能の強化
外務省は、2009年7月の国際協力局の機構改革により、援助手法担当課の廃止、国別担当課の機能強化、新設した開発協力総括課の下の3つの援助手法(無償資金協力、技術協力、有償資金協力)一体の支援の推進を図る体制を整え、ODAの政策・企画立案機能の強化を図りました。外務省としては、国別機能の拡充を通じ、国ごとの援助戦略の充実に努めます。