3. 開発協力の3本柱

この理念の下で行う開発協力の重点分野として、「ODAのあり方に関する検討」では、以下の3本柱を掲げました。

(1)貧困削減-ミレニアム開発目標(MDGs)達成への貢献

同じ人間としての共感を持って、開発途上国の人々と共に人間の安全保障(注2)の実現を図ります。また、MDGsの達成に向け、貧困削減につながる持続的成長、保健、教育に重点的に取り組みます。

カブール市第4地区識字教室(女性クラス)の様子(写真提供 : JICA)

カブール市第4地区識字教室(女性クラス)の様子(アフガニスタン)(写真提供 : JICA


注2 人々が恐怖と欠乏から解放され、尊厳ある生命を全うできる社会・国の実現のために、人間一人ひとりに焦点を当て、<1>その保護と能力強化、<2>相互に関連する諸課題への包括的な対処、<3>多様な関係者との連携を重視する考え方。


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