2. G8ムスコカ・サミットおよび第65回国連総会
これらの点は、2010年6月に開催されたG8ムスコカ・サミットにおけるアウトリーチセッションにおいても菅総理大臣より表明され、各国からの賛同を得ました。また、同サミットにおいては、菅総理大臣は、TICADⅣでの公約に従い、対アフリカODA倍増のために支援を強化する旨を改めて表明しました。また、菅総理大臣は、9月の国連総会一般討論演説においても、MDGsの進展が遅れているアフリカへの支援強化は国際社会の最優先課題の1つであり、アフリカにおけるMDGs達成はTICADプロセスの重要な柱である旨述べた上で、保健、水・衛生、教育、食料などの分野で取組を強化していく旨を表明しました。日本は、ほかの援助国、世界銀行、アフリカ開発銀行などの国際機関や、アフリカ各国できめ細かい援助活動を実施しているNGOなどとも連携しながら、TICADⅣの公約達成に向けて、対アフリカ支援を引き続き積極的に推進していきます。