1.面積 |
55.5万平方キロメートル(日本の約1.5倍弱) |
2.人口 |
2,358万人(2009年/世銀) |
3.首都 |
サヌア |
4.民族 |
主としてアラブ人。 |
5.言語 |
アラビア語 |
6.宗教 |
イスラム教(スンニー派及びザイド派(シーア派の一派)) |
7.略史 |
紀元前10世紀頃~ |
古代イエメンの王国はインドと地中海及び東アフリカの貿易の中継地として繁栄。古代ギリシャ人,ローマ人から「アラビア・フェリックス」(幸福のアラビア)と呼ばれる。 |
9世紀~ |
ザイド派のイマーム(宗教指導者)が支配。 |
16世紀~ |
オスマン・トルコが北イエメン地域を支配。 |
1839年 |
英国がアデンを占領。以降南イエメン地域を保護領とした。
北イエメン地域では,1918年オスマン・トルコからイマーム王国が独立。その後1962年には軍による共和制革命によりイマーム王制が廃止され,イエメン・アラブ共和国が成立(旧北イエメン)。
南イエメン地域では,反英運動が激化し,1967年英国から南イエメン人民共和国が独立。1969年マルクス・レーニン主義を標榜する社会主義政権が誕生し,1970年にイエメン民主人民共和国と国名を改める(旧南イエメン)。
東西冷戦構造もあり,1970年代,1980年代には南北イエメン間でたびたび武力衝突が発生したが,統一への努力は継続された。 |
1989年11月30日 |
アデン合意により南北統一への途が開かれる。 |
1990年5月22日 |
南北イエメン統合により現在のイエメン共和国が成立。 |
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