日本のODAは、1991年以来2000年まで、10年間連続して世界で第1位を占めてきましたが、2001年には第1位をアメリ力に譲り世界第2位になりました。経済規模から見たODAの割合で見ると、日本は先進国のなかでは22ヶ国中第18位ですが、国民一人あたりの負担額で見ると、これらの国のなかで第7位です。
経済・財政状況がきびしくても、世界の期待に応えて0DAを積極的に行っていくことが大切で、そうして国際社会から得た信頼は、やがて日本自身にもさまざまな形で利益をもたらします。なお、約160もの国・地域におよぶODAの援助先の大半をアジアの国々が占めていることから、この地域が日本にとって大切なパートナーであることがわかります。
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