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1.定義 グァテマラ国において、「シャーガス病対策モデル」の実証と確立を行い、これを中米地域へ普及することにより、2010年までに中米におけるシャーガス病感染の根絶(PAHO/WHOが表明している目標)を図る。 2.背景 シャーガス病は感染症の中でも貧困層の疾病といわれ、中南米全体では2千万人以上の患者がいると推定されている。中米では、感染者は人口の約9%、約244万人と推測されており、グァテマラ国では人口の約7%、約73万人もの人々が感染しているとされる。 シャーガス病は、媒介虫サシガメを根絶することにより恒常的な成果を挙げやすい。中米7ヶ国及び汎アメリカ地域保健機構 (PAHO/WHO)は、2010年までに中米におけるシャーガス病の伝搬を断絶するとの中米シャーガス病対策イニシアティブを開始し、日本はグァテマラに対して2000年1月から本感染症に対する協力を行っている。今後は同国内における対象地域を拡大するとともに、PAHO/WHO等と連携を深めながら広域的な取り組みを強化し、周辺国への協力も展開していく計画である。 3.詳細内容 媒介虫分布調査の実施、殺虫剤散布活動、散布後評価調査の実施、学校・保健ボランティアを通した啓蒙活動、現地の材料を活用した住居改善の普及(マニュアルの作成を含む)、他の中米諸国におけるシャーガス病対策導入の技術支援等。 4.パートナー(想定している主要パートナーとして) グァテマラ厚生省、周辺国厚生省(ホンデュラス、エル・サルヴァドル)、PAHO/WHO、保健サービス統合計画局(SICA)等 |
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