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日本は、過去約10年にわたり世界のODA総額の5分の1ないし4分の1を一国で拠出してきたため、その額に注目が集まりがちですが、援助の中身としては、現在、ソフトとしての援助、すなわち教育、保健、ジェンダーという日本の考える人材育成の3つの主要な柱にその重点を移しています。更に、日本は、アナン国連事務総長が精力的に推進している紛争予防の文化を高めるための具体的な行動をとっています。 平和、安全保障及び良い統治によって、市井の人々に予見可能性が与えられ、また、政治的・経済的な参加が実現されます。これは人々に「希望」を与えるための重要な要素です。「希望」は、国づくりを実現するための最高の活力です。こうした希望を抱くことの出来る社会で、人々が教育(読み、書き、計算)、保健(健康な体)、ジェンダー(女性の力をつけること)を通じて力をつけ、持続可能な開発実現の主役となるのです。 |
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