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日米による「きれいな水を人々へ」イニシアチブの発表について


平成14年9月4日

 9月4日12:40(日本時間4日19:40)、川口順子外務大臣とパウエル米国務長官は、南アフリカ共和国・ヨハネスブルグにおいて水・衛生分野における日米間の新たな協力策として「きれいな水を人々へ」イニシアチブを発表した。

1. 今日、世界の10億人以上の人々が安全な水を得られず、20億人以上が 適切な衛生を享受できずにいる。こうした中、水及び衛生分野は、「持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)」の主要な論点の一つとなり、また、明年3月に日本で開催される第三回世界水フォーラム及び閣僚級国際会議の焦点となっている。
2. 日米は、これまで感染症や環境等、地球規模の問題に取り組むべく協力関係を強化してきた。また、2001年6月、小泉純一郎総理大臣とブッシュ大統領は、「安全と繁栄のためのパートナーシップ」を共同で発表し、地球規模の課題に取り組むため二国間協力を拡大することを約束した。
3. これらを踏まえ、日本と米国は、淡水資源の持続可能な管理を改善するとともに、安全な飲料水にアクセスすることのできない人の割合を2015年までに半減するという国連ミレニアム開発目標を達成するため、また、ヨハネスブルグ・コミットメントを支援するため、今般「きれいな水を人々へ」イニシアチブを発表した。
4. 両国は、今後の取り進め方を検討し、第三回世界水フォーラムに向けて具体的提案を策定すべく、専門家による作業部会を設置する。また、他の政府、国際機関、NGO(非政府組織)、民間企業に対し、パートナーとして本イニシアチブへの参加を呼びかけていく。




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