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コラム  

日中文化・スポーツ交流年を振り返って

 

私は3歳9か月で初めて卓球のラケットを握り、現在も競技者として卓球を続けています。幼いころから中国各地へ合宿や大会で訪れることが多く、今では中国語も話せるようになりました。そのような縁もあり、2007「日中文化・スポーツ交流年」でスポーツ親善大使として任命され、1年間スポーツ親善大使としての活動をしました。

特に思い出に残っているのは、上海の小学校を訪れ、小学生と卓球を通じての日中交流を行ったことです。

小学生たちは、みんなとても元気があり、何より驚いたのは正確できれいなフォームをしていることでした。中国の子供達は小さいころからしっかりと基礎が出来ているので、世界で活躍できる強い選手がたくさん育つのだと改めて感じました。

私も小学生時代に中国の有名な卓球選手と出会い、「いつかあんな選手になりたいな」と思いましたが、みんなの眼が輝いているのを見て、まるで昔の自分を見ているように感じました。

2008年はいよいよ北京オリンピックが開催されますが、慣れ親しんだ中国での大会となりますので、自分の成長を日本そして中国の多くの方に見て頂けるように、メダルを目指して頑張りたいです。

私の好きな卓球を通して、競技以外でも卓球交流を行うことが、日中友好のために少しでも役に立っていれば、本当に嬉しく思います。


スポーツ親善大使  福原 愛(卓球選手)


写真・日中文化・スポーツ交流年3
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