第3章 分野別に見た外交


3.グローバル化の進展に対応する国際的な取組(ルールづくり)(G8、OECD)

【総  論】

 2001年の米国における同時多発テロ後の新しい国際環境の中で、持続可能な開発、貧困、テロ対策や大量破壊兵器等の不拡散といったグローバルな課題への対応が急務となっており、途上国への支援、ルールづくりが必要である。また、エネルギー問題や気候変動、感染症といった課題も浮き彫りになっており、中国やインド等の新興国の発展に伴う様々な課題にも焦点が当たっている。日本は、主要国首脳会議(G8サミット)や、経済協力開発機構(OECD)等において、先進国の一員として政策協調や基本ルールの策定に積極的に貢献し、これらの課題に取り組んでいる。




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