第3章 分野別に見た外交 |
(2)二国間人権対話 人権の擁護・促進のためには、二国間の対話を通じた相互理解の醸成も重要である。この観点から、日本は3月にカンボジアとの間で人権対話を行い、同国の人権状況改善のための努力について意見交換した。また、イランとの人権状況改善のための具体的協力として、1月に日本においてイランの法曹関係者を対象とした研修を実施したほか、ミャンマーとの間では2004年から開始した「刑務所における処遇」をテーマとする人権セミナーのフォローアップとして、10月に同国内務省刑務所局長を日本に招聘し、刑務所施設見学や処遇等に関する講義を行った。 |
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