【二国間人権対話】
人権の擁護・促進を図っていくためには、二国間の対話を通じた相互理解を図ることも重要である。この観点から、日本は、1月に東京でスーダンとの間で第2回目となる人権対話を行ったほか、5月にはハバナでキューバとの第2回目の人権対話を行った。また、スーダンとの人権対話のフォローアップとして、8月に首都ハルツームで女子性器切除(FGM)撲滅に関するシンポジウムを開催(詳細後述)したが、これは、日本が開発途上国政府の具体的な人権状況改善努力に直接協力する初めてのプロジェクトとなった点で画期的であった。