5.諸外国における主要文書
(1)ワルシャワ条約延長の議定書(仮訳)
(85年4月26日,ワルシャワ)
友好,協力及び相互援助条約の加盟諸国-(7カ国国名)-は,この議定書に調印することを決定し,次の規定に合意した。
第1条1955年5月14日にワルシャワで調印された友好,協力及び相互援助条約は,更に20年間有効である。この期間が経過する1年前に条約破棄の声明をポーランド政府に提出しない締約国に関しては,更に10年間有効である。
第2条この議定書は批准されねばならない。批准書はポーランド政府に寄託される。
この議定書は最後の批准書の寄託の日に発効する。ポーランド政府は各批准書寄託を他の条約加盟国に通報する。
この議定書は,1985年4月26日,ワルシャワにおいて,等しく正文である,ブルガリア語,チェッコ語,独語,ポーランド語,ロシア語,ルーマニア語及びハンガリー語により,各1部作成された。認証謄本は,ポーランド政府により他の全締約国に渡される。
(以下,署名者名及びタイトル。順序はジフコフ・ブルガリア書記長,フサーク・チェッコスロバキア書記長,ホネカー東独書記長,ヤルゼルスキー・ポーランド第一書記兼首相,チャウシェスク・ルーマニア書記長,カダール・ハンガリー書記長,ゴルバチョフ・ソ連書記長)