(11)アラブ首脳会議で採択された中東和平提案
(1982年9月9日,フェズ)
1.1967年に占領されたアラブ・ジェルサレムを含むアラブの全占領地からのイスラエルの撤退
2.67年以降のアラブ占領地内におけるイスラエルの入植地の撤去
3.聖地におけるあらゆる信仰及び宗教的儀式の自由の保障
4.パレスチナ人の唯一正当な代表であるPLO指導下におけるパレスチナ人民の自決権及び永久に消滅することのない不可譲の民族的権利行使の確認並びに祖国への帰還を希望しないすべての者に対する補償
5.西岸及びガザ地区を数か月を限度とする暫定期間,国連の監督下に置くこと
6.ジェルサレムを首都とする独立パレスチナ国家の建設
7.国連安保理は,独立パレスチナ国家を含むすべての域内国家の平和を保障すること
8.国連安保理は,上記諸原則の尊重を保障すること