4. 非同盟諸国等の動向

9月にキューバのハヴァナで開催された第6回非同盟諸国首脳会議では,親ソ・急進派諸国と穏健派諸国との間で最終的には妥協が図られたものの,非同盟運動内部での対立が一層顕著となつた。また,ソ連のアフガニスタン軍事介入を契機として,非同盟,イスラム諸国の中にも対ソ警戒心の高まりが見られ,80年1月のイスラム諸国臨時外相会議(イスラマバード)では,ソ連を名指しで非難する決議が採択された。

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